そこはかとなくキャッシュな香り

夜8時過ぎ。
ポリに電話が来ました。
すぐに切って、「ちょっと下行ってくる！」と、玄関でバタバタやっています。
パルが「誰？」と聞くと、「タクミ！(仮名・笑)」と、クラスメイト男子の名前を言いました。
どうでもいいけど、ポリはタクミくんと仲がいいために女子からは嫌われているとか、
そんな構図があったりなかったりする男子であります。

はて。何の用だろう？


帰ってくると手にはケーキを持っている。

「タクミがケーキくれたー♪」

満面の笑みで今にも踊りだしそう。


タクミくんは、ホワイトデーに激うま手作りチーズケーキをくれたことがあります。
つまり、ケーキ作りが得意なのは周知の事実。
今日のはスポンジに生クリームでデコレイトして苺とブルーベーリーがのってました。
間にもクリームと苺、はさまってるし。


早速食べて、「おいしーｖ　タクミ大好きーｖ」を繰り返すわが娘・・・。
それってどうなの。
母の耳にははっきりと、「タクミ」と「大好き」の間に「のケーキ」って単語が聞こえるんですけど。

「明日学校でタクミ抱きしめたーい。あ、でもやめとこう」

そうだよね。また女の子たちから何されるかわかんないもんね。

「あいつ結構シャイだから、そんなことしたら二度とケーキもらえなくなっちゃう」

・・・そこか！


うちの娘って一本筋が通ってていいよね！(←ヤケ)