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本を読みましたのこと。
一冊は去年から読んでた梨木香歩さんの『からくりからくさ』で、もう一冊は年末衝動買いした生物学の話(?)ってヤツで、竹内久美子さんの『BC!な話』。これがまた・・・。
竹内久美子さんと言えば私の大好きな『そんなバカな!』という遺伝子の本を書いた人で、それだけで買ってしまったらまた、やられてしまいました(笑)
とりあえず、感想?
『からくりからくさ』 梨木 香歩さん
染物やってる女の子と共同生活をする三人の女の子と一人のお人形のお話。
タイトルのとおり、いろんな線が複雑に絡み合って途中かなり頭こんがりました(笑)
でもやっぱりこの人の世界はゆっくり進んで暖かで、なんでもない台詞で泣かされる。
どんな台詞かと言うと、「教えたんです」ですよ?泣ける?
脈々と繋がってきた女たちの営みが、辛く鮮やかにこの一言に凝縮されてるんですよ。重いんです。
染物のほかに織物をやってる子がいたりして、そこらへんも興味深いです。最後も強烈・・・。
時間があったら読み返したい。
間にBLも一冊読んだ気がするけど、まあいいや。
問題の本の感想文を書こうと思いますが、気分的に隠しておきます。
「つづきはこちら」からお願いしマス。
『BC!な話』 竹内 久美子さん
副題が「あなたの知らない精子競争」で、精子競争のルビが、「スパームコンペティション」です。
BCは竹内さんの造語で「Biologically Correct(生物学的に正しい)」です。
正直副題も見ずに買ってしまったので、読みはじめてちょっと驚いてしまったけど面白い。もう、どこまでも憑いて行きます、竹内先生!って感じ(笑)
マスターベーションの男女別の意義だとか、浮気の時の精子は質がいいとか、性器の形の意味だとか、売春やレイプの話までかなり突っ込んでいたりして、すごいとしか言いようが無いんですけど。
竹内先生もすごいけど、研究者たちがすごい。何十組ものカップルにアンケートとコンドームその他を配って、どんな時のセックスか分かるようにした精子を集めたり、人種別にペニスサイズを調べたり。人種間だけにとどまらず類人猿(チンパンジー、オランウータン、ゴリラ)と睾丸の大きさを比べたりもしている。ゴリラって、体の割りにペニスも睾丸も小さいんだよー。
でもって目次を見ると「同性愛の謎に迫る」なんてあるから、こりゃブラックたくみんに何か言わせるネタになるかもしれないと思ってわくわく読んだんだけど、ちょっと使えなかった(苦笑)。けど、ものすごく割愛してのざーさんに使わせてみた(笑)。
のざーさんが言ってるのは誰でも考えるようなことかもしれないけど、本の中ではもっともっと深く広く語られているし、いろいろな研究についても書かれているので、ちょっと、すごく興味深いです。だって同性愛って遺伝らしいよ?それから胎児の時代の母親のストレスが原因とか。
とにかくズバズバと切り込んでいるので気持ちいいです。
是非読んでみてとお勧めしたいようなしちゃいけないような・・・(笑)
うーん、私なら好奇心が勝って回りを気にしつつチラ見しちゃうかも~♪
でも、もし知り合いが偶然現れて声でもかけられたら…と考えると、
やっぱり無理だ。
私もチキンだな(笑)。
だけどその本を書いた人がいて、作って売った人がいて、で、持ち込んだ人が存在するわけで…すごいよね。
ところで、のざーさんてば、やっぱりケーサンはしてる!だって駒澤の反応を楽しんでるだもん。
拍手コメを直接書いちゃったけど、反則ワザだったかな。
見た目は全く普通の新潮文庫だから!
挿絵だって南伸坊さんの可愛い精子ちゃんやペニスちゃんだから、ぜんぜん平気!
知り合いに何の本を読んでいるのかと聞かれたら、「生物学」と即答すればオッケー。
面白いよお(笑)
って、あれ?もしかしてマニュアルのほうの話?
のざーさんの場合計算と言うより、駒澤を自分の好きなように動かすのは当たり前なんだと思うのね。
自然なの。
だから予想外の反応がくると、不機嫌と言うより不自然、違和感を感じると思うんだな。
コメントはどこでも歓迎ですよ。
ありがとう。