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締め切りすぎて、ちょっと焦り気味で読んでました。


『つくもがみ貸します』 畠中 恵さん

百年を超えて大事にされてきた”もの”の中には、ただの”もの”から”つくもがみ(付喪神)”になるものがある。そんな付喪神たちが、古道具屋兼損料屋出雲屋でしゃべりまくって大活躍というお話。

う~う~。
我が家にも付喪神カム!是非!

決して人間と会話しようとはしないけれど、背中で聞いてるのは承知のうえでしゃべりまくり。

・・・楽しすぎる。

損料屋というのは、道具貸しのことで、付喪神たちは様々な客のところへ貸し出されていき、先々で聞きつけた噂話をお互いにしゃべりまくるのだ。
そしてそのお喋りをうまく使って、損料屋の姉弟は物を探したり人を探したり。

まあ、ずっと楽しい感じのお話で泣けちゃうようなことはさっぱりなかったけど、いくつか謎解きのようなこともして面白かったです。

私は時代小説といえば山本周五郎なのですが、周五郎のお話は最後に必ず私の浅はかな考えを打ち砕き裏切り、泣かされます。
そりゃもう、ぼろぼろと。
BLとは違った意味で、公共機関で読めないのよねー(笑)
電車の中で何回後悔したことか(←学習しろ)。

それもあって、どうも時代小説には涙を求めてしまうのですが、謎解きを楽しむと思えばそれはそれでいいのかもしれない。
ちゃんと先が読めないし。

先の読めない話が好きな私は、先が判りきっているBLも大好きです。
人間、矛盾を抱えて生きているものですね・・・。
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