のんびりと、何かあったら書こうかな。
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久しぶりにミステリー(だよね?)を読みました。
『使命と魂のリミット』 東野圭吾さん
私の思い込みシリーズその3
すっかり「とうの」さんだと思ってました。「ひがしの」さんだったんですね。
読み終わってプロフィールを見て、初めて気付きました。
お、男の方ですよね?
ま、それはいいとして。
お話は2本柱で進んでいきました。
夕紀が父の手術死に疑問を持って医者になり、当時の執刀医の元で研修をしている話と、穣治が恋人の死に関わった自動車会社の社長に復讐をする話が、同時進行します。
夕紀の病院に入院している時に社長を殺そうと企むので、すごく複雑に絡み合っているような気がしますけど、実際にはそれぞれ別の話がかけるくらい独立しています。
言い方代えると、1冊の本の中で、2本の話を書いてるようなもんですね。それはそれですごい。読んでる方としては1冊で2度美味しい?(笑)
夕紀の方は、父と執刀医の因縁とか、執刀医と母の関係とか、父と事件の担当刑事の関係とか、これでもかってくらいに繋がりが出てくるけど、「ああ、ここでも繋がるのか」と一度思わせてから、「あれ?違うの?」とすかしておいて、「なんだやっぱり」に落ち着くんですよね。
それを穣治の方でもやられて、ちょっと、もういいよ、って気分に・・・。
でも、それが出来るのってやっぱり力があるからで、裏の裏をかくと言うか、よく練られていると言うか、すごいなあって感心しちゃいました。
全体的にはとても読みやすく、飽きさせないお話でした。
この人の本を読むのは初めてで、なんとなく堅苦しい小難しいイメージだったのでちょっと覚悟して読み始めたんですけど、最初からするっと頭の中に入ってきてくれました。
医学用語や装置の説明も、易しく解説してくれているようですんなり読めましたね。
その辺も作者の力量なんだろうなあ。
難しい話を難しく書くのはきっと、簡単なことだろうと思うから。
最終的には、夕紀の父も執刀医も素晴しい人間で、ちょっと格好良すぎない?なんて思いましたけど、穣治君もやっぱりいいヤツで、後味悪くなかったです。
けど、ラストのラストはやられた。
どうすんのよ!研修医の貴女がメスを・・・?!
『使命と魂のリミット』 東野圭吾さん
私の思い込みシリーズその3
すっかり「とうの」さんだと思ってました。「ひがしの」さんだったんですね。
読み終わってプロフィールを見て、初めて気付きました。
お、男の方ですよね?
ま、それはいいとして。
お話は2本柱で進んでいきました。
夕紀が父の手術死に疑問を持って医者になり、当時の執刀医の元で研修をしている話と、穣治が恋人の死に関わった自動車会社の社長に復讐をする話が、同時進行します。
夕紀の病院に入院している時に社長を殺そうと企むので、すごく複雑に絡み合っているような気がしますけど、実際にはそれぞれ別の話がかけるくらい独立しています。
言い方代えると、1冊の本の中で、2本の話を書いてるようなもんですね。それはそれですごい。読んでる方としては1冊で2度美味しい?(笑)
夕紀の方は、父と執刀医の因縁とか、執刀医と母の関係とか、父と事件の担当刑事の関係とか、これでもかってくらいに繋がりが出てくるけど、「ああ、ここでも繋がるのか」と一度思わせてから、「あれ?違うの?」とすかしておいて、「なんだやっぱり」に落ち着くんですよね。
それを穣治の方でもやられて、ちょっと、もういいよ、って気分に・・・。
でも、それが出来るのってやっぱり力があるからで、裏の裏をかくと言うか、よく練られていると言うか、すごいなあって感心しちゃいました。
全体的にはとても読みやすく、飽きさせないお話でした。
この人の本を読むのは初めてで、なんとなく堅苦しい小難しいイメージだったのでちょっと覚悟して読み始めたんですけど、最初からするっと頭の中に入ってきてくれました。
医学用語や装置の説明も、易しく解説してくれているようですんなり読めましたね。
その辺も作者の力量なんだろうなあ。
難しい話を難しく書くのはきっと、簡単なことだろうと思うから。
最終的には、夕紀の父も執刀医も素晴しい人間で、ちょっと格好良すぎない?なんて思いましたけど、穣治君もやっぱりいいヤツで、後味悪くなかったです。
けど、ラストのラストはやられた。
どうすんのよ!研修医の貴女がメスを・・・?!
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