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ニヤけた顔が治りません。
でも、上機嫌の勢いで1時間もサービス残業しちゃったのはやりすぎだったかも。
はー。
なんだろうね。
やっぱり舞台観ると元気をもらえる。
特に卒業公演なんて皆のやる気や一生懸命さがあふれてていいのかも。
半年前まで舞台なんて露ほどの興味もなかったヤツがよく言うわ。
という訳で第二部。
「俺の歌を聴け!の意味が判っちゃったよ~ん」
な、東宝ミュージカルアカデミー第四期生卒業公演『レ・ミゼラブル』観劇覚え書き。
「つづきはこちら」からどうぞ~。
お席は「モントルイユ・シュール・メール」が「ントルイユ・シュール・メール」になっちゃう辺り、つまり下手側の端っこ(笑)。
でも10列目で前の人がまるで気にならない良いお席でした。
劇場の作りがいいのかな?
もちろん帝劇なんて大きなところではなく、北千住の駅からすぐのシアター1010だったんですが、劇場が違うと何が違うって、舞台が回らない!
盆がないんだわー。
ということに気付いたのは仮釈放されたバルジャンが歩き出したとき。
どうすんの?どうすんの、亡骸は!?
にわかに心配になる私。
ぎりぎりに入ったためにパンフレットを見る暇がなく、「このバルジャン、貫禄があっていいわー」と思ってたんですけど、後で見たらプロでした(爆)。
そりゃそうよねー。
いくらなんでも2,30代の若造にあの貫禄はねー。
って、上条さん43歳だけど。
よく言えばとても判りやすい舞台でした。
悪く言うと、あからさま。
ああ、乳揉んでるし。まだ揉んでるよ。もういいから。
ちょっと恥ずかしくなっちゃったじゃん。
嬉しいからってエポ抱き上げてぐるぐるしちゃうマリウスとか。
りょーせーくんマリウスも大概無神経にぎゅうぎゅうしてたけど、そこまでじゃなかったわ(笑)。
でもってガブローシュ。
卒業公演という特殊性から仕方のないことですが、大人の女性が演じていました。
うう・・・。
リトコゼちゃんにしおんちゃんを連れてくるなら、そうまくんかはじめくんを連れてきて欲しかった(涙)。
感情移入ができぬままに撃たれ、亡骸はそそくさと舞台袖に片付けられてしまいました。
死んじゃったことより片付けられた方にショックを受けた私。
盆がないからね。仕方ないけどね。
・・・悲しい。
私の愛してやまないアンジョルラスは背の高い凛々しい青年でした。
かっこよかった。と思う。はい。アンジョだからね!
バリケードの中ほどでうつぶせに息絶えたアンジョは、バルジャンの遺体を捜しに来たジャベールによってひっくり返されました。
ひっくり返された!
見事な演出だ!
けど、拍手のできるタイミングはない(どうせいつも泣いてて拍手できないけど)。
ガブの亡骸もない。
ああぁぁぁ・・・。
ほとんど宙吊り状態の帝劇アンジョより体勢は楽かもしれないけど、推定傾斜30度でひっくり返ったまま、次の下水道のシーンの間もじっとしている(捌けるタイミングがないから暗闇にいる)のは大変ですよね。
頭に血が上るー。
なんか、残念な舞台だったみたいな覚書になっちゃったけどそんなことはなくて、今年は本家の公演がないこともあってとても心を潤してもらえました。
すごく楽しかったし幸せな気分にさせてもらって、でもどうしても本家と比べた見方になってしまって申し訳ない気分もあったり。
逆に、やっぱりプロはプロなんだな。と再認識してみたり。
この中から未来の大スターがでたらいいなー。とか。
いろんな意味でとても面白い公演でした。
そしていろんな意味でのりのりに感謝!
愛してるわ!(笑)
がっつりスルーしてくれていいところだったんだけど(笑)
以前のりのりが
「あそこはマリウスに語りかけるように歌って欲しいのに、歌のうまい人はここは聞かせどころとばかりに『俺の歌を聴けー』になっちゃうのよね」
と言っていたシーンがあって、私は経験不足で今ひとつその辺の違いが判ってなかったの。
けど今回のバルジャンは非常にそれが顕著で、聴きながら「のりのりの言ってたのはこれかー!」と思ってしまったので、かなり印象強かったのです。
更に批判的になってしまいそうで覚え書きには入れなかったんだけど、ここで言っちゃったよ(爆)
でもでも、ほんとに素敵な舞台だったんだよ?
来年はしーちゃんもぜひ一緒に観劇しようね!
ところで「私のうたをきけ」って、何?