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久しぶりにBLの感想でも。


『裸足の夏』 菅野 彰さん

結構前の本なんですね。12年前?
3本入ってて、最初が『裸足の夏』。
坊ちゃんのりゅういち(すんません、字が出せなかった)と、使用人の篤のお話で、昭和初期?篤は戦争に行っちゃったりします。
戦争に行く数日前、りゅういちは酔っ払った父親に亡き母親と間違えられて襲われて、篤に助けられます。
篤はりゅういちへの思いを隠したまま戦場に行くつもりだったけど、りゅういちに縋りつかれてたまらずキスをして、「これで判ったろう、お前の側には居られない」ってなことを言うわけです。
りゅういちは自分の思いを恋と認識していた訳ではないけれど、とにかく篤に行って欲しくなくて「お前なら嫌じゃない」と。
篤は「ばかやろー」とか思いながらもう我慢できなくてガバブチューな展開になります。

これがねぇ。
やっぱりBLってこの、秘めた想いとか、相手のことを思って身を引くとか、大事だからこそ想いを告げられもせずましてや手なんか絶対出せないとか、そういう葛藤が大好きなんですよ。
言えないからこそ想いばかりが膨らんでゆく、そんな辛い心がジンときます。

篤は戦争から帰ってきたら、「こんな汚れた手でお前には触れられない」とかってりゅういちを避けるし。
相手のことばかりを考えて、でもほんとはりゅういちは篤が窮屈な家から連れ出してくれるのを待ってるんだから、二人の思いはすれ違ってるなんてところもグー。

あとがき読んだらこれは思い切りメロドラマを書こうとした物なんだそうです。
そうか、メロドラマか。
私はメロドラマが好きなんだな。

と言うわけで、メロメロでぷんぷん匂っちゃう様なくっさーいお話を書きたいと思います!
再開したひまかれをどうぞよろしく!(笑)
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