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なので自己満足の、11月20日マチネ2009東京公演千秋楽、
レ・ミゼラブルの観劇日記をupさせていただきます。
観劇前からいろいろとドラマ(?)があったんですけど。
やっと手に入れたチケットは一緒に行こうと約束していた友達から譲ってもらったものだったり、千秋楽だと言うのに行ってみたら高校生の団体がどっさり居てびっくらこいちゃったりね。
しかしそんなことはホンの序章だったんである!
二幕の途中で機械音が発生して、一時中断したのです。
幕も下ろして原因究明してから、少し戻って再開しました。
かいつまむと二行で済んじゃうけど、実際には機械音がしていた時間もいい加減長かったし、中断中に別所さんが出てきてごめんなさいのご挨拶もしたし、結構大変なアクシデントだったように思います。
役者さんたちは集中力を維持するのが大変だったと思うけど、再開後は更に素晴らしい演技を見せてくれました(アンケートにこんなこと書いてくればよかったんだわ)。
そんな緊張した場面に遭遇できて、私は幸せ者です。
めったに観られない三幕ものだったし、数曲は二度ずつ聴けちゃったしね。
それでは内容は以下に・・・。
お席は2階の後ろから2列目、ちょっと上手より。
なんか視界が開けてて、舞台丸々一目で納まって、見やすいお席でした。
別所さんのバルジャンは2回目だったけど、今日は声が高く聞こえてとても綺麗でした。
柔らかくて優しい感じ。
バルジャンが出てくるとなぜかホッとしました。
そして前回は聞き逃したんだけど、CDで聴いててずっと気になっていた、ファンティーヌが死んだあとのジャベールとの対決で、考えろジャベェェェルッ♪の、「ェルッ」の部分。
CDの2003年とは歌い方自体が大きく変わっているのですが、ここのひっくり返りは健在v
やっと生で確認できました。
満足(笑)
まあそのひっくり返りもなんですが、この場面はバルジャンとジャベールが全然違う歌詞とメロディをそれぞれが同時に歌っていて、初めはどうやって聴いたらいいのか戸惑いましたけど、レミには同じように3人で歌うところもあったりして、私はそれが大好きなんです。
てんでんばらばらに歌うのが(笑)
その際たるものが1幕の最後で、えーと、何人かしら?何人ていうか、コーラスも混ざってるから沢山の人が同時にいろいろ歌ってて、私的には一番の見所と言うか聴き所になってます。
そのごちゃごちゃの中で、テナルディエ夫妻の、あっちでホーイ♪こっちでハーイ♪を聴くのが特に好きです。
なんのこっちゃ。
エポニーヌは笹本さん。最初抑揚の付け方に慣れなくてちょっと馴染めなかったんだけど、「オン・マイ・オウン」はよかった。
エポで涙ぐんだのは初めてだ。
素敵です。
そういえば泉見さんのマリウスもやっぱり「カフェ・ソング」だけは(だけは、って失礼な。けど、コゼットの前に出た時のもじもじ君はどうしたって・・・)すごくカッコいいし、皆さん自分の見せ場を外さないなぁと。
アンジョルラスは原田くんですよ!
よかった!
やっぱり私は原田アンジョが大好きだわ。と、再自覚。
声が好きなんですよ。
なんというか、綺麗なだけじゃない、強さと言うか男らしさと言うか。
具体的に良さを伝えられなくてごめんね、原田くん(頼まれてない)。
今さんからも似たような印象を受けます。今日のジャベール。
今さんの声も大好きです。
お二人が千秋楽に居てくれてほんと幸せ。
でもってすみません。
どうも私の行き着くところはここらしい・・・。
本日初めて拝見しましたガブローシュ、はじめくん。
そうまくんを見て天才だと思ったけど、はじめくんも天才ですか?
そうまくんの時は涙が出ちゃう。って感じだったけど、今日は号泣。
撃たれた時の呻き声が、声が、声が、ぅぅ・・・いけない、また涙が。
歌も上手だったと思うんですが(←実は良し悪しがよく判ってない)、それより演技にやられてしまって。
ジャベールに気付いた時も演技細かかったし(私の脳内、ガブカメラ作動スイッチが押されたまんま)。
そうまくんのガブも、はじめくんのガブも、もう観られないのかと思うと悲しい。
もっともっともっともっと観たかった。
絶対絶対、マリウスでもアンジョでもテナルディエでも(行き過ぎ)、どんな役でもいいから帰ってきてね!
あああ、ガブローシュ・・・
やっぱり母の心境なんでしょうか。
特に子供モノに弱いつもりもなかったんですが。
カーテンコールは比較的あっさりと。
その代わりに、プリンシパルとアンサンブル全員のご挨拶があって終わりました。
皆さんお疲れ様でした。
また来年か再来年、最高の舞台をよろしくお願いします♪