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本を読みました。


『一億百万光年先に住むウサギ』 那須田 淳さん

これ、今年の中学の課題図書なんですよね・・・。中身も中学生の青春が弾けてました・・・。
児童書を読むより気恥ずかしいのは何故でしょう?

始めに何故手にとったのかは覚えていないのですが、本屋でぱらぱら読んでみたら、舞台が鎌倉だったんですよね。何故だか鎌倉に弱い私。いや、理由は判ってるようなもんですが、とにかく作者の名前を覚えて帰り、その日のうちに図書館予約をぽちっと。

本屋でサワリを読んだときには、恋樹(こいのき)と呼ばれる山桜の根元に埋まっていた牛乳瓶をポスト代わりに、女の子たちが悩みを相談するなんて、可愛らしいながらもタルイ(笑)話だなあと思ったのですが、なかなかに翔太くんは賢明な男の子で落ち着いて行動してくれたので、こちらも安心して読めました。
犯人探しとか人探しとか、そんなことばっかりしてましたけどね。

その人探しの中に、父親探しなんかも混ざってて、ちょっと話を複雑にしてました。『夜のピクニック』を読んだときにも思ったんですけど、思春期の悩みと言えば、恋の他にはやはり、家族関係なのでしょうかね。ごくごく普通の、隠された秘密のひとつもない家庭に生まれ育った私としては、ちょっと、一歩引いてしまうんですよね。「あ、そう」的に少し冷めた見方になってしまう。小説なんだからそれで良いんだとも思いながら。
だからファンタジーが好きなのかな?共感も何もなく、ただお話を楽しめるから。ありえないのが当たり前の世界だもんね。

それから気になったのが、言葉遣いですね。台詞が皆さん御丁寧なのです。たとえば、「――なのだよ」とか、「――を描いているの」とか、「――だけだけれど」とか、「――を見つけたので」とか、「――と言うのだぞ」とか、挙げればまだまだあるのですが、こんな感じの台詞が中学生同士(勿論それ以外でも)の会話の中で当たり前に出てくるのです。少年漫画にありがちな、キャラの特徴付けに使われる口癖とかそういうものでなく、誰もがそんな言葉遣いをしているのでちょっと、違和感がありました。
もしや課題図書に推薦されるコツだったりして?なんて勘ぐったり(笑)


そして今の私はちょっと、切羽詰っている。
こんな感想文を書いてる場合ではないんだよなあ。
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