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のんびりと、何かあったら書こうかな。
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何が仕切り直しって、一度すごく頑張って読書感想文を書いたのに、ほんの1分差でメンテナンスに引っかかって、全て消えてしまったからなのでございますが、そんなことは私の不注意なので皆様には関係ありませんよね。私がどんなに悔しくても、睡眠時間を返せ~と叫んでも、全ては自業自得。なので、まあ、今回は簡単に。


『伊藤道郎 世界を舞う』藤田富士男さん

天才は凡才にあらず。と言うことを再認識させられた1冊です。以上。


イトウミチオ先生は、昔からお名前だけは存じておりましたが、どんな方なのか全く知りませんでした。ええ全く。知ってたら私の人生も少し変わっていたかもしれないくらい、すごい方でした。はあ。
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基本的に働くことが嫌いではない私が、仕事を始めるにあたりひとつだけ危惧していたのは、本を読む時間が減る。と言うことです。
そしてそれが、現実のものとなってしまったわけですが、コレがまた面白いと言うか、物事すべて気の持ちようと言うか繋がってると言うか。

仕事をしている時間はごくわずかと言ってもいい程のものなのですが、落ちきった体力では疲労が溜り、自然夜が早くなったりして、起きている時間が短くなるという即物的な理由も勿論あります。が。

仕事をすることによって、テンションが上がると言うか、気が引き締まると言うか、以前はちょっと出かけたりして疲れるとすぐにお昼寝しちゃったり、だらだら本を読んじゃったりしていたのに、最近は先にお買い物しておかなくちゃとか、今日は帰りが遅くなるから先にご飯作っておこう。とか考えて、動いているのです。
や、それが当たり前なんですけど。
それだけでなくて、いろいろなことに意欲的になって、今週は毎日午前中にお出かけしてました。遊んでくれるお友達が増えたってこともあるのですが、それ自体、私が動き出した証拠のような。
4月までは、いつでも暇よ~。誘ってくれれば出かけてゆきます~。って感じだったのにね(笑)

毎日お出かけした割に、簡単だけど2回もケーキ焼いたりしてたし。
そりゃ本読んでる暇なんてないよね。

最近読んだ本。

『少年少女シートン動物記』
 娘が借りてきました。そういや読んだことないや。おお、こういう話か!
『精霊の守り人』上橋菜穂子さん
 再読・・・。アニメがあまりにもオリジナルに走り出したので、復習。
『プリンセスプリンセスプラス』つだみきよさん
 久しぶりのプリプリ。姫スマイルは永遠です!・・・?
それから・・・あまり公言したくないノベルとコミクスが1冊づつ。

・・・でも、再読する暇はあるのか?
いやない!
優先順位間違ってるよ、私!
さようならゴーイングメリー号!今までありがとう!

という事で、子供たちの後ろでこっそり涙を流していたのでした(笑)


そして本日安田記念。おめでとうダイワメジャー!という事で、涙とともに連想した本があったので、またもやちょっと古いけど御紹介。

『どこへ行くの』安西美穂子さん・文 山田梨絵さん・絵

絵本です。御存知の方もいると思いますが、90年代に活躍したサイレンススズカという競走馬のお話です。
競走馬として生まれた悲哀と、サイレンススズカ個人(個馬?)の悲劇的な最期に、涙無しでは読めません。子供に「これよんで」と言われて、一番困った絵本です。流石に何度も読むうちに泣かなくはなりましたけど。
非常に有力な馬でしたが、絶頂期の競争中に足を骨折して、安楽死となりました。当時新聞の投書に、「レースに出られなくなったからって殺してしまうなんて酷い」と言うようなものがありましたが、仕方ないんですよね。軽い怪我なら勿論治療の仕様もあるのでしょうが、「走れない=食われる」の野性の世界では多分、治癒能力がないのです。折れた場所から壊死して苦しんで死ぬよりは・・・という、馬主、調教師などなどの、苦渋の選択(というか、選択の余地はない)なのです。彼らは本当に自分の子供のように馬を愛していますから、稼げなくなったら殺せ。なんて考えはありません。ないと思いたいです。

絵を描いているのは、当時13歳の女の子でした。いいなあ、絵が上手で(笑)


因みに私はこの本を新潟競馬場で購入したのですが、一般の本屋さんでも売ってたんでしょうかねえ?
ちょっとだけ頑張って、ロシアのミステリーを読み終わりました。

『リヴァイアサン号殺人事件』ボリス・アクーニンさん

やー、久しぶりにミステリー読みました。ロシアの、と言っても、書いた人と主人公がロシア人なだけで、舞台はイギリスからインドへ向かう豪華客船の中で、登場人物もイギリス人、フランス人、イタリア人、日本人が主になっていて、もう皆さんガチガチの愛国心を持って他人を見ています。ちょっと時代が古いのもあるんですけど(19世紀末)。
お話は、登場人物たちの手紙や、日記、回想などが多用されていて、ちょっと今までの本とは様相が違って面白かったです。犯人は全然わからなかったし(コレ重要ですよね)、判ってからも更にドン!って感じで底が厚かったし。
「ファンドーリンの捜査ファイル」というシリーズもので、ファンドーリンは若く見目麗しい青年です。何より洞察力に優れ、抜群の推理力を持っている。ちょっと笑っちゃうような設定だけど、見ただけで旦那さんの職業を当ててみたり、足音だけでどんな人か当ててみたり、言われればそうかもしれないけど、よくこんなに事例を挙げられるなあ、と感心します。私は本を読んでいると良くあることなんですけど、「この作者って一体どんな人なの?」って、内容よりそっちの方が気になっちゃいました。
すごく内輪ウケになるけど、日本人の留学先がソルボンヌ大学だったことに一人大爆笑でした。

作者のアクーニンさんは日本文学を研究する(していた?)方らしく、お話にもよく日本人が登場するそうです。ちょっと親しみが湧きます。そして、「アクーニン」という名前が「悪人」から来ているというのだから、お茶目というか、きっと楽しい方なんだろうなあと思わせます。


関係ないけど昨日、生のままで食べられるトウモロコシが送られてきました。劇的に美味しい!ってもんでもないですが、やさしい甘さで、何より新鮮な感覚です。

BL考?というより、同性愛考?
よく判らないけど、とにかく「そんなにゲイばっかりいるわけないじゃん」とか「料理上手な男の子なんてそう都合良く居ないよ」とか「やりすぎ」(笑)とか、そんな話ではございません(笑)

昨日、自分の息子にカミングアウトされたらなんてことを書いていて、昔読んだ本を思い出したので御紹介がてら考えたことをつらつらと。

『そんなバカな!』竹内久美子さん

1991年発行らしいので、かなり前ですね。内容を一言で言うと、
「人間の行動すべては遺伝子に操られている」
ということになるでしょうか?

つまりは、姑の嫁いびりも、自分の排卵日がわからないのも、子作りの行為が気持ちイイのも、すべて遺伝子が自分の分身を長く後世により多く残すために仕組まれているということです。
そしてその、「より多く」を実現するためには、ひとつの組み合わせよりも多数の組み合わせで自分の分身を作った方が、可能性が高くなるわけです。で、嫁いびりとなるのですね。自分の息子の遺伝子(ひいては自分の遺伝子)を、いろんな形で残そうと思ったら、相手の女は一人より二人、二人より三人なのです。オソロシヤー。

もちろん、気持ちイイ思いをさせて行為の回数を増やし、排卵日を判らなくして自分の意志とは関係なく子供を作らせているのも遺伝子様様。

何故人が格好いい(可愛い)人を好きになるかというと、格好いい人の遺伝子と組み合わせて自分の遺伝子を子供に残しておけば、その子供も格好良くなってモテモテになり、より良い遺伝子をゲットできると。つまり「格好いい」の基準は「丈夫で長持ち」が形を変えたものだから、「背が高くて強い」とか「賢くて死なないための対処法を知っている」とかで、「優しい」っていうのはきっと、「周りと争って無駄に命を落とさないための知恵」なんじゃないかな。・・・身も蓋もないな。そういえば、「くすぐったい」って感覚は人間にしかないものらしいですね(ごく一部の霊長類を除く?)。これはもう、「無駄な争いを防ぐための知恵」に他なりません。そんな知恵があるのに、どうして戦争をしたがるんだろう?

他にも、「二人の兄弟か、八人の従兄弟のためなら死ねる!」と叫んだ人の話とかもあったな。兄弟なら自分と半分は同じ遺伝子だから、それが二人いれば自分一人分になるという計算。従兄弟は八分の一が以下同文。確かに計算上はそうなりますけど、死ぬのは嫌だなあ。私、兄弟一人しかいないし。(そうじゃない)

まあ、そんなことを踏まえて考えますとですね、家族が同性愛者だと知ったときの反応は、「気持ち悪い」なんてものではなく、「怒り」だと思うのです。その内容は意識していなかったとしても「私の遺伝子を途絶えさせるとは何事だー!」です。受け入れられないのは当たり前。それは嗜好がどうのとかの問題ではないのです。まあ、友達の場合は元々遺伝子を共有していませんから、「気持ち悪い」ってのもアリかもしれませんが。

そして本人たちは。自分で自分の遺伝子の存続を断念しているわけですから、遺伝子にも負けない非常に強い意志をお持ちの方々だと思われます。というか・・・遺伝子異常?それはやっぱり生まれつきなものかしら。なんにしてもそれは種の保存を脅かす行為なので、同性愛者の割合が昔と今とでどう推移しているのか判りませんが、もし少しずつでも増えているのであれば、それはもう、人間の終わりが見えている。という話です。
性の秩序が乱れるとその文明は滅びるという話も聞いたことがあります。彼のローマ帝国も、最後は酷い有様だったとか。日本もそろそろ怪しい兆し?(笑) 遺伝子としてはどうなんでしょう?ひとつの文明に見切りをつけて、新しく出直そうって感じかしら。

きっと文明どころか人間や地球が滅んでも、遺伝子は手を変え品を変え、形を変えてしぶとく生き延びていくのではないかと思うのです。そう考えると戦争も、増えすぎた人口を減らすために、優秀な遺伝子(なんかやな感じ)だけを残すために仕組まれた戦略ではないかと思われてくる・・・。

ちょっと言い訳しておきますと、昨日私は自分のことを「遺伝子に操られまくっている」といいましたが、それは若い頃から子供が欲しいと強く思っていたからです。実際の行為に関してはどちらかというと淡白で、「もう子供は要らないや」と思ってからは特に、どうでもよくなってます。って、こんなところで何を暴露しているんだか(笑) でもね、そんなことも含めて、「今居る子供たちに集中しろ。大事にしろ」って遺伝子に操られているような気がしてしまう私って・・・。

なんかやっぱりBL全然関係ないし。言いたいことだけ言ってやたら長いし(笑)。
お付き合いありがとうございました。

最後に。この記事を読んで不快に思われた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
いつもそうなんですが、今日のはちょっと、いろいろの事情がある方には失礼だったかと思いまして。

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